学校から出される宿題や課題で、苦手な人が多いとされるもののひとつが「作文」です。
書き始める前の段階の「テーマ選び」につまづいてしまうと、なかなか書き進められないことから苦手にしている人が多いかと思います。逆に、テーマさえ決まってしまえば後は自分の言いたいことに向かって進むだけです。
テーマが決まった後、文章は下のように進めるとより分かりやすい作文になりますので、参考にしてみて下さい。
- 自分の長所・短所
- 自分が所属している部活動について
- 今年の目標
- 地域の行事に参加してみて
- 学校の校則について思うこと
- 憧れている人物について
- ネットいじめについて、自分が思うこと
- SNS、インターネットの使い方
- 障がいを持つ人々と共に暮らすためには
- 好きな言葉とその理由
- 好きな映画とその理由
- これから挑戦してみたいこと
- 今、一番欲しい物
- お金の使い方
- 自分が思う、日本の良い所
- 「思いやり」とはどういうことか
- 最近読んだ本の感想
- 今、自分に出来る自然環境保護
- 将来、どんな大人になりたいか
作文の例(200文字作文) | |
序論 | 私は、長所と短所がとてもはっきりしています。そしてそれは、小さい頃から変わらないと家族にもよく言われます。 |
本論 | まず、長所は「誰とでも仲良くなれる所」です。基本的に人見知りをしないので、初めてあった人とも抵抗なく打ち解けることができます。対して短所は、「忘れ物が多い」ところです。小学生のころからなかなか直らず、よく母に怒られてしまいます。 |
結論 | 短所はそのままにせず、「前日に余裕を持ってしっかり確認する」など出来る事から良い方向に持っていこうと思います。長所はさらに伸ばせるよう、より多くの人と積極的に関わっていきたいです。 |
大学生向け作文のテーマ
大学生の作文に求められることは「自分の考えを社会に伝える力」です。
今後挑む事となる「就職活動」において、多くの企業が今後働くであろう学生に対して文章を書く力を求めているからです。そして作文を書くことを通して、特に以下の2つの点を企業採用担当者は見ているのです。
- どんな文章を書くのか? ・・・培ってきた経験、正しい文を書く国語力
- どんな思いや熱意を持っているのか?・・・ものの捉え方、価値観、熱意
以下のテーマを通して、ぜひ自分の考えや意見をまとめてみましょう!
- 学生時代に頑張ったこと
- 最近気になったニュース
- どんな大人になりたいか
- これからの「社会人」に必要なこと
- 自分の職業観
- 今までに一番感動したこと
- 学生生活、一番打ち込んできたこと
- これまでに一番苦労したこと
- これまで一番勉強したこと
- 最近のニュースで関心を持った出来事
- 自分の価値観が変わった出来事
- 自分が最も大切だと思うこと
- 自分の母校について
- 女性の社会進出について
- これからの時代に必要とされる人材
- 最近の若者(2000年代生まれ)について思うこと
- 「心の健康」とは
- 「本当の豊かさ」とは
- 新型コロナウイルス流行によって起きた生活の変化
- 新型コロナウイルスの流行終息後、世界はどう変わるか
作文の例(200文字作文) | |
序論 | 私は学生時代、ボランティア活動に励んでいました。 |
本論 | ボランティア活動の主な内容は、震災被害の大きかった気仙沼市でのがれき撤去、ゴミ拾い等です。また、津波で流されてきた被災された方々の思い出の品を集め、持ち主の方に返す活動にも参加しました。 |
結論 | 多くの方々に感謝の言葉を頂き、本当にやりがいのある活動に参加出来たことは一生の宝物になりました。これからの人生でも、常に誰かの役に立つ心を忘れずにいたいです。 |
作文力は受験を楽にする
はっきりとした答えのない「作文」は、苦手としている人が多い課題のひとつです。
しかし、文章力は「自分自身の個性」を思う存分発揮する武器になります。
当然ながら「何が言いたいのか分からない人」より「自分の考えている事を分かりやすく他の人に伝えられる人」の方が、社会でも間違いなく良い評価を得やすいです。
あなた自身をしっかりとアピールする武器、「文章力」を得るためにもまずは簡単なテーマから書き始めてみましょう!
- 序論 これから書きたいこと、考えている事をかんたんに説明します。
- 本論 具体的に起きたできごと、その時に自分がどう感じたかを書きます。
- 結論 文章の最後にあたる部分です。できごとを通して分かったこと、勉強になったことをまとめます。
書きやすい作文のテーマの選び方
まずは作文のテーマになりやすそうなことにこだわらず、思い付いたことをどんどんノートやメモに書いてみましょう。自分自身に関わること、自分が経験したことなどは特に書きやすいでしょう。自分が普段話しているようなことばで書き始めてみるのもコツのひとつです。
作文のテーマ一覧
小学生向け作文のテーマ
小学生はまず、自分の思ったことをそのまま文章にすることを練習するような気持ちで書いてみることが大切です。日頃のちょっとしたことから考えてみるくせを付けておくと、より作文が書きやすくなります。
- 遠足の思い出
- 運動会のこと
- 好きな季節
- 好きな食べ物
- 自分の家族について
- 飼っているペットについて
- 今、いちばんがんばっていること
- 自分が苦手なこと
- 家族旅行の思い出
- 習い事について
- 自分が住んでいる町のこと
- この夏休み(冬休み)がんばりたいこと
- 好きな遊び
- 好きなアニメ
- 動物や植物を観察してみて気付いたこと
- 自分が今はまっていること
- 社会科見学の感想
- 失敗して学んだこと
- 友達の良いところ
- 将来の夢
- 10年後の自分に手紙を書く
作文の例(200文字作文) | |
序論 | 日本には「四季」といって、春夏秋冬4つの季節が順番にめぐってきます。その中でも、私が一番好きな季節は秋です。 |
本論 | 秋は晴れの日が多く、気分よく過ごせます。また、私の大好きなさつまいもや栗が「旬」をむかえる季節なので、いつもよりさらにおいしく食べることができます。 |
結論 | なので、私は秋がやってくると毎日わくわくします。毎年やってくるのが楽しみで仕方がない季節です。 |
中学生向け作文のテーマ
中学生は日頃勉強していく内容、行動範囲や生活が変わってくることから小学生よりも書けるテーマがぐっと広がってきます。
自分の身の周りで起きたことの他にも、身近な社会問題などに目を向けるようにするとより一層テーマを選びやすくなります。
- 自分の長所・短所
- 自分が所属している部活動について
- 今年の目標
- 地域の行事に参加してみて
- 学校の校則について思うこと
- 憧れている人物について
- ネットいじめについて、自分が思うこと
- SNS、インターネットの使い方
- 障がいを持つ人々と共に暮らすためには
- 好きな言葉とその理由
- 好きな映画とその理由
- これから挑戦してみたいこと
- 今、一番欲しい物
- お金の使い方
- 自分が思う、日本の良い所
- 「思いやり」とはどういうことか
- 最近読んだ本の感想
- 今、自分に出来る自然環境保護
- 将来、どんな大人になりたいか
作文の例(200文字作文) | |
序論 | 私は、長所と短所がとてもはっきりしています。そしてそれは、小さい頃から変わらないと家族にもよく言われます。 |
本論 | まず、長所は「誰とでも仲良くなれる所」です。基本的に人見知りをしないので、初めてあった人とも抵抗なく打ち解けることができます。対して短所は、「忘れ物が多い」ところです。小学生のころからなかなか直らず、よく母に怒られてしまいます。 |
結論 | 短所はそのままにせず、「前日に余裕を持ってしっかり確認する」など出来る事から良い方向に持っていこうと思います。長所はさらに伸ばせるよう、より多くの人と積極的に関わっていきたいです。 |
大学生向け作文のテーマ
大学生の作文に求められることは「自分の考えを社会に伝える力」です。
今後挑む事となる「就職活動」において、多くの企業が今後働くであろう学生に対して文章を書く力を求めているからです。そして作文を書くことを通して、特に以下の2つの点を企業採用担当者は見ているのです。
- どんな文章を書くのか? ・・・培ってきた経験、正しい文を書く国語力
- どんな思いや熱意を持っているのか?・・・ものの捉え方、価値観、熱意
以下のテーマを通して、ぜひ自分の考えや意見をまとめてみましょう!
- 学生時代に頑張ったこと
- 最近気になったニュース
- どんな大人になりたいか
- これからの「社会人」に必要なこと
- 自分の職業観
- 今までに一番感動したこと
- 学生生活、一番打ち込んできたこと
- これまでに一番苦労したこと
- これまで一番勉強したこと
- 最近のニュースで関心を持った出来事
- 自分の価値観が変わった出来事
- 自分が最も大切だと思うこと
- 自分の母校について
- 女性の社会進出について
- これからの時代に必要とされる人材
- 最近の若者(2000年代生まれ)について思うこと
- 「心の健康」とは
- 「本当の豊かさ」とは
- 新型コロナウイルス流行によって起きた生活の変化
- 新型コロナウイルスの流行終息後、世界はどう変わるか
作文の例(200文字作文) | |
序論 | 私は学生時代、ボランティア活動に励んでいました。 |
本論 | ボランティア活動の主な内容は、震災被害の大きかった気仙沼市でのがれき撤去、ゴミ拾い等です。また、津波で流されてきた被災された方々の思い出の品を集め、持ち主の方に返す活動にも参加しました。 |
結論 | 多くの方々に感謝の言葉を頂き、本当にやりがいのある活動に参加出来たことは一生の宝物になりました。これからの人生でも、常に誰かの役に立つ心を忘れずにいたいです。 |
作文力は受験を楽にする
はっきりとした答えのない「作文」は、苦手としている人が多い課題のひとつです。
しかし、文章力は「自分自身の個性」を思う存分発揮する武器になります。
当然ながら「何が言いたいのか分からない人」より「自分の考えている事を分かりやすく他の人に伝えられる人」の方が、社会でも間違いなく良い評価を得やすいです。
あなた自身をしっかりとアピールする武器、「文章力」を得るためにもまずは簡単なテーマから書き始めてみましょう!
- 序論 これから書きたいこと、考えている事をかんたんに説明します。
- 本論 具体的に起きたできごと、その時に自分がどう感じたかを書きます。
- 結論 文章の最後にあたる部分です。できごとを通して分かったこと、勉強になったことをまとめます。
書きやすい作文のテーマの選び方
まずは作文のテーマになりやすそうなことにこだわらず、思い付いたことをどんどんノートやメモに書いてみましょう。自分自身に関わること、自分が経験したことなどは特に書きやすいでしょう。自分が普段話しているようなことばで書き始めてみるのもコツのひとつです。
作文のテーマ一覧
小学生向け作文のテーマ
小学生はまず、自分の思ったことをそのまま文章にすることを練習するような気持ちで書いてみることが大切です。日頃のちょっとしたことから考えてみるくせを付けておくと、より作文が書きやすくなります。
- 遠足の思い出
- 運動会のこと
- 好きな季節
- 好きな食べ物
- 自分の家族について
- 飼っているペットについて
- 今、いちばんがんばっていること
- 自分が苦手なこと
- 家族旅行の思い出
- 習い事について
- 自分が住んでいる町のこと
- この夏休み(冬休み)がんばりたいこと
- 好きな遊び
- 好きなアニメ
- 動物や植物を観察してみて気付いたこと
- 自分が今はまっていること
- 社会科見学の感想
- 失敗して学んだこと
- 友達の良いところ
- 将来の夢
- 10年後の自分に手紙を書く
作文の例(200文字作文) | |
序論 | 日本には「四季」といって、春夏秋冬4つの季節が順番にめぐってきます。その中でも、私が一番好きな季節は秋です。 |
本論 | 秋は晴れの日が多く、気分よく過ごせます。また、私の大好きなさつまいもや栗が「旬」をむかえる季節なので、いつもよりさらにおいしく食べることができます。 |
結論 | なので、私は秋がやってくると毎日わくわくします。毎年やってくるのが楽しみで仕方がない季節です。 |
中学生向け作文のテーマ
中学生は日頃勉強していく内容、行動範囲や生活が変わってくることから小学生よりも書けるテーマがぐっと広がってきます。
自分の身の周りで起きたことの他にも、身近な社会問題などに目を向けるようにするとより一層テーマを選びやすくなります。
- 自分の長所・短所
- 自分が所属している部活動について
- 今年の目標
- 地域の行事に参加してみて
- 学校の校則について思うこと
- 憧れている人物について
- ネットいじめについて、自分が思うこと
- SNS、インターネットの使い方
- 障がいを持つ人々と共に暮らすためには
- 好きな言葉とその理由
- 好きな映画とその理由
- これから挑戦してみたいこと
- 今、一番欲しい物
- お金の使い方
- 自分が思う、日本の良い所
- 「思いやり」とはどういうことか
- 最近読んだ本の感想
- 今、自分に出来る自然環境保護
- 将来、どんな大人になりたいか
作文の例(200文字作文) | |
序論 | 私は、長所と短所がとてもはっきりしています。そしてそれは、小さい頃から変わらないと家族にもよく言われます。 |
本論 | まず、長所は「誰とでも仲良くなれる所」です。基本的に人見知りをしないので、初めてあった人とも抵抗なく打ち解けることができます。対して短所は、「忘れ物が多い」ところです。小学生のころからなかなか直らず、よく母に怒られてしまいます。 |
結論 | 短所はそのままにせず、「前日に余裕を持ってしっかり確認する」など出来る事から良い方向に持っていこうと思います。長所はさらに伸ばせるよう、より多くの人と積極的に関わっていきたいです。 |
大学生向け作文のテーマ
大学生の作文に求められることは「自分の考えを社会に伝える力」です。
今後挑む事となる「就職活動」において、多くの企業が今後働くであろう学生に対して文章を書く力を求めているからです。そして作文を書くことを通して、特に以下の2つの点を企業採用担当者は見ているのです。
- どんな文章を書くのか? ・・・培ってきた経験、正しい文を書く国語力
- どんな思いや熱意を持っているのか?・・・ものの捉え方、価値観、熱意
以下のテーマを通して、ぜひ自分の考えや意見をまとめてみましょう!
- 学生時代に頑張ったこと
- 最近気になったニュース
- どんな大人になりたいか
- これからの「社会人」に必要なこと
- 自分の職業観
- 今までに一番感動したこと
- 学生生活、一番打ち込んできたこと
- これまでに一番苦労したこと
- これまで一番勉強したこと
- 最近のニュースで関心を持った出来事
- 自分の価値観が変わった出来事
- 自分が最も大切だと思うこと
- 自分の母校について
- 女性の社会進出について
- これからの時代に必要とされる人材
- 最近の若者(2000年代生まれ)について思うこと
- 「心の健康」とは
- 「本当の豊かさ」とは
- 新型コロナウイルス流行によって起きた生活の変化
- 新型コロナウイルスの流行終息後、世界はどう変わるか
作文の例(200文字作文) | |
序論 | 私は学生時代、ボランティア活動に励んでいました。 |
本論 | ボランティア活動の主な内容は、震災被害の大きかった気仙沼市でのがれき撤去、ゴミ拾い等です。また、津波で流されてきた被災された方々の思い出の品を集め、持ち主の方に返す活動にも参加しました。 |
結論 | 多くの方々に感謝の言葉を頂き、本当にやりがいのある活動に参加出来たことは一生の宝物になりました。これからの人生でも、常に誰かの役に立つ心を忘れずにいたいです。 |
作文力は受験を楽にする
はっきりとした答えのない「作文」は、苦手としている人が多い課題のひとつです。
しかし、文章力は「自分自身の個性」を思う存分発揮する武器になります。
当然ながら「何が言いたいのか分からない人」より「自分の考えている事を分かりやすく他の人に伝えられる人」の方が、社会でも間違いなく良い評価を得やすいです。
あなた自身をしっかりとアピールする武器、「文章力」を得るためにもまずは簡単なテーマから書き始めてみましょう!